ママライフ・キャリア

育休中にキャリアを見つめ直す学びの場!MYコンパスカレッジの6月定例会レポ〜日経クロスウーマンテラス立ち上げの裏側〜

育休中にキャリアを見つめ直す学びの場!MYコンパスカレッジの6月定例会レポ〜日経クロスウーマンテラス立ち上げの裏側〜

こんにちは、yumiです。

私は産休に入るにあたり、

  • これまでの働き方を出産後も続けられるのだろうか
  • 子供と一緒にいる時間を増やしたいという気持ちにならないだろうか
  • (育休中に会社が合併されてしまうので、戻っても居場所がない・・?)

とモヤモヤしており、MYコンパスカレッジというオンラインの学びの場に入りました。

ここでは毎月オンラインで定例会を行っており、今回は6月分のレポになります。

MYコンパスカレッジとは〜育休中にキャリアを見つめ直すために〜

そもそもMYコンパスカレッジとは、様々なライフステージにある女性が、今後のキャリアや生き方について考えるための学びの場

月1回のオンラインの定例会(後日、動画視聴も可能!)と、メンバー限定のFacebookコミュニティが特徴です。

定例会は、まさに産休中に「これを知りたかった!」と喉から手が出そうなテーマがたくさん。以下は一例です。

  • 大企業からの転身〜新卒10年のキャリアを手放した先に〜
  • 復職に正解はない!~”わたし流”復職のリアル~
  • 転機の活かし方〜育休中に新しい働き方に挑戦する女性たち〜

Facebookコミュニティでは、国内外のメンバーから定例会の感想がアップされたり、代表の岩橋ひかりさんから毎月「課題図書」が紹介されたり、とても活発に動いています。

日経xwomanTerrace(クロスウーマンテラス)立ち上げの裏側〜6月定例会レポ〜

日経xwomanTerrace(クロスウーマンテラス)とは

日経の女性向け3メディア

  • 日経DUAL (30~40代共働き世代向け)
  • 日経doors (20~30代働く独身女性向け)
  • 日経ARIA (40~50代の働く女性向け)

の記事や世の中の動きについて、自由に語り合えるデジタルプラットフォームです。

特徴は「アンバサダーブログ」。起業家や著名人に限らず、編集部が選んだ20~50代の様々な働く女性がアンバサダーとしてブログを投稿しています。

ブログを中心とした交流ということで、アメブロやはてなブログを大手企業が運営しているイメージに近い・・かな?

なぜデジタルプラットフォームを作ることになったのか

世の中にSNSは数あれど、日経のような大きな会社が運営するデジタルの交流の場って今まであまりなかったですよね。

  • これから正社員ママが増え、世帯年収も上がる
  • 100年ライフに向け、「新しい働き方」「学び直し」が求められる

という時代背景をもとに、

  • 先ほどの3誌では取り込めない層にもアピールしたい!
  • Twitterのタイムラインを見慣れている世代も取り込みたい!

というミッションで作られたそうです。

クロスウーマンテラス立ち上げに伴う課題とは?

テラス特徴となる「アンバサダーブログ」ですが、これを執筆する人が見つからなかったそうで・・

編集スタッフ
編集スタッフ
ライターさんに無料で書いて、とは頼めない

女性起業家
女性起業家
他のメディアでも、ブログスペースを用意しても誰も書かなくなったことがある

確かに、Twitterのコメントと違ってブログってハードル高いですよね・・

どうやってアンバサダーを集めたのか?

開発長の内田さんの相当の努力の賜物だそうです。(知人に頼む、そこからの紹介を頼りにする、etc)

響いたのは以下の点だったそう。

  1. 幅広い世代の「働く女性を応援する」コンセプトに共感
  2. 「日経のアンバサダー」をセルフブランディングに活かせる
  3. 書くことが好きで、アメブロやSNS以外のブログスペースに共感

以下の内田さんのコメント、社内で新規事業などをやったことがある人なら共感できる人も多いはず!

内田さん
内田さん
評論家ぶったストッパーにもへこたれず、「できっこない」をやることが必要!
社内に味方はいなくても、社外の協力者をフットワークも軽くして積極的に求めるべし!

日経クロスウーマンテラスについて思うこと

こちらは私個人の意見です。

日経のような大手が運営し、起業家などの著名人ではない女性の声も拾い上げるメディアはこれまでなかったので、とても画期的だと思います!

一方、気になる点があるとすれば、アンバサダー・記事の内容とも、完全に女性向けに偏っているところ。

現実問題、日本企業の多くの意思決定を担っているのは男性です。本当に社会に女性の声を届けるなら、

  • アンバサダーに敢えて男性(経営者や著名人)も入れる
  • 男性向けのメディアでもクロスウーマンテラスを紹介する

などの施策も必要なのかなと思います。

実際、私はグローバル企業で働いており、そこは完全に男女フラット、そもそも仕事の上で女性を意識したことは一度もありませんでした。

女性向けのネットワークもありましたが、そのイベントには男性の社長・部長なども普通に参加しており、またイベント内容は男性にも周知されていました。

本当の意味で、日本企業が男女フラットな環境になるためには、日経のような大手の力で、そこまでこの試みを浸透させて欲しいと思います。

・・以上、今回は、MYコンパスカレッジの6月定例会「日経クロスウーマンテラス立ち上げの裏側」についてレポートしました。今後の定例会も随時アップしていきます。