こんにちは、yumiです。
「裸でも生きる」で山口さんを知ってずっとファンだったんですが、今回新刊「サードウェイ」で初めてサンクスイベントなるものの存在を知り、「山口さんを見てみたい!」の一心で東京ミッドタウン日比谷のイベントに行って来ました。
こちらの記事では新ブランドe.(イードット)のファッションショーの詳細をレポートします!
Contents
e.(イードット)ファッションショーの始まり
いわゆるランウェイでのファッションショーに参加すること自体が初めてだったので、ワクワク🎵
バイオリンなどクラシックの奏者の方々がステージサイドにおり、クラシック演奏から始まりました。
👇シンプルな黒のセットアップ
👇白シャツに赤いストール
👇茶色のコートにストール
モデルさんを間近で見ることも初めてだったので、スタイルと姿勢の良さに興奮!笑
洋服は、秋冬シーズンでもありアースカラーが多く、シンプルで誰にでも合いそうな作りです。
ものすごく個人的な要望を言うと、もう少し鮮やかな色もあると嬉しいかな。。来年の春夏のデザインにも期待です。
新ブランドe.(イードット)についてデザイナーの山口さんの解説
山口さんって、「代表取締役兼チーフデザイナー」という肩書きなんですね。この2つの役割を兼ねるってそもそもすごい。。そのあたりの詳しい話は、別記事の「新刊サードウェイ出版記念講演」でも出てきました。
👇実際に素材を探したりデザインをする山口さんのビデオが上映されたあと、
👇山口さん登場!
初めて拝見しましたが、小柄で可愛らしく、でも声は凛として筋が通っておりかっこよかったです。
ファブリックオブフリーダムとは
新ブランドe.(イードット)の洋服は、全てインドの自社工場で作られています。
インドは縫製の歴史は古く、なんと「ファブリックオブフリーダム」とはガンジーが命名したもの。
当初はイギリス向けの輸出製品が主でしたが、自分たちで企画して製品を作り、自立しようという意味が込められているそうです。
インドにはガンジーが作った織の教室があり、とてもレベルが高いとか。
でも素材から縫製、検品までインドでやることに決めて、ここまでやってきました。
マザーハウスのエピソードはどこの国でもそうですが、ものすごく試行錯誤があったことが伺えます。
e.(イードット)の素材へのこだわり
ファッションショーの前に、このような布地セット👇が配られました。
インドは地域ごとに異なる素材があり、1枚目から順に
150番手 | シンプルな白シャツの素材 |
---|---|
オックスフォード | クラシカルな生地で、セットアップに |
0番手 | 厚手の生地、黒のロングコートに |
コーデュロイ | ワンピースやジャケットに |
このような感じで、素材の特性によってデザインを変えているとのこと。
素材から説明のあるファッションショーって珍しいのではないかと思います。
マザーハウスらしい、細部へのこだわりが感じられて、聞いていて勉強になりました。
e.(イードット)本店の内装へのこだわり
こだわり抜いて作った服は、どのような空間に並べるかも重要!とのことで、本店の建築デザインを手がけた藤森さんとの対談が始まりました。
藤森さんは、高過庵👇(木の上にある茶室。ちなみに、低過庵もある)などユニークな建築を手がけられており、山口さんが「お願いするなら藤森さんしかいない!」という熱い想いでコンタクトされたそう。
ユーモアがあり、マイペースな藤森さんと山口さんの対談は和やかに進みました。驚いたのは納期の話。
・・山口さん、すごいですね。
👇こちらは、改装前の店舗を視察している様子。
👇こちらが新店舗の設計図と、完成した外観。
👇苔はこんな感じです。
よくあるアパレルのお店と違って温かみがあり、個性的なデザインで素敵だと思いました。近いうちにお店にも行ってみたいです!
フィナーレのファッションショー
最後にもう一度ファッションショーがありました。
👇ベージュのシャツ
👇赤いストールが印象的
👇ストンと落ちる可愛いワンピース
最後はインドの工場と生中継!👇ブランドの関係者もステージ上に一堂に介して、全員で力を合わせてモノづくりをしてきたことが伝わってきて涙が出そうになりました。
印象的だったのは山口さんの今後に向けた抱負。
世界での成功を陰ながらお祈りします!そして本店にも近いうちに行ってみたいです。